宗谷岬に行こう5

心が洗われたので何かいいことありそうだ。

足寄を出て鹿追町瓜幕(うりまく)に来た。

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道の駅うりまくは、なんと馬に乗れるらしい!

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夏休みということもあって家族連れがいっぱい。

どれどれ、鉄の馬(←バイクのこと。言うと少し恥ずかしい)を華麗に操る私がチビッ子に手本を見せようかね。

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で、でかい。こころなしか馬がにらんで鼻息荒い。

 ((((;゚ω゚))))ガクガクブルブル

すいません。あまく見てました。

怪我をしたら旅を続けられないもんね。

勇気ある撤退を決断して、子供たちにエールを送る。

ガンバレ━━━o(・`ω´・)o━━━ !!

 

旅を続けよう。

道は華厳の滝十和田湖が名を連ねる【日本新八景 狩勝峠】へと続く。

さぞかし荘厳な景色が楽しめるはずだ。

それではご覧いただこう。

狩勝峠だ!!

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うん、実に達筆だ。

ほう、644mもあるのか。

日本新八景のー」の、”ー”はイチなのか?

いやいや、来てよかった。

(実は霧がひどくて何も見えず、ヤケクソになっていた。)

 

峠を越えて幾寅駅へ降り立つ

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幾寅駅は別名「幌舞駅」として知られる。

鉄道員 ぽっぽや」の舞台なのだ。

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廃駅なので看板は幌舞駅のまま。

出演者のサインが飾ってあったが、

(´・ω・`)…エイガ  ミテナイ…

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 うん、そういうことだね。

 

お腹がすいた。

グーグル先生によると夕張にカレーそばが有名な店があるらしい。

しかも、売り切れ御免という人気店だ。

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【栗下食堂】(うまい具合に顔が隠れている。)

な、並んどるではないか。

他のお客もカレーそばが目当てのようだ。

20分くらい待った後、

お店の人「何名様~?」

「おひとり様です!!」(`・ω・´)キリッ

お店の人『ヒソヒソ・・・大丈夫?いける?』

小声で厨房と話し出した。

なんだ?どうしたんだ?怪しい者ではないぞ?

 

4人掛けの席に通され、注文する。

「カレーそば下さい!」「あいよっ」

すると、お店の人に「相席いいですか?」と聞かれ、快く応える。

私の後ろに並んでた夫婦が「楽しみだね~」と話しながら座る。

夫婦「カレーそば二つ!」

お店の人「すみません、今日は売り切れです。」

(;・∀・)ハッ? ま,まずい。夫婦は確かに私の方を見た。

 

・・・沈黙の時間・・・

 

ほぼ時を同じくして、カレーそばと夫婦の普通のそばが出される。

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((((;゚Д゚))))ガクガク 「ひ、ひとくち、どうですか?」

なんて言えるわけもない。

うまい、おいしいんだよ。でもね、でもね・・・

 

これを期待していた【いいこと】と捉えるべきか。

なんとも、辛口な思い出ができてしまった。

ささっとそばを平らげ、西へバイクを走らせる。

傾きだした西日がやけに眩しい。

 

アルトリ岬キャンプ場に着いた。

今日の寝床とする!!

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本当は今日中に函館に着く予定だったが、例よって

・・体力の限界・・(´-ι_-`)フゥ と、なってしまった。

 

翌日は一枚も写真を撮らず弾丸帰宅となる。

長い休みが取れないのでハードな行程ばかりだが、なかなか面白いことが起こる。

これだから、ツーリングはやめられない。

以上、2019年の「宗谷岬に行こう」でした!