心が洗われたので何かいいことありそうだ。
足寄を出て鹿追町瓜幕(うりまく)に来た。
道の駅うりまくは、なんと馬に乗れるらしい!
夏休みということもあって家族連れがいっぱい。
どれどれ、鉄の馬(←バイクのこと。言うと少し恥ずかしい)を華麗に操る私がチビッ子に手本を見せようかね。
で、でかい。こころなしか馬がにらんで鼻息荒い。
((((;゚ω゚))))ガクガクブルブル
すいません。あまく見てました。
怪我をしたら旅を続けられないもんね。
勇気ある撤退を決断して、子供たちにエールを送る。
ガンバレ━━━o(・`ω´・)o━━━ !!
旅を続けよう。
道は華厳の滝や十和田湖が名を連ねる【日本新八景 狩勝峠】へと続く。
さぞかし荘厳な景色が楽しめるはずだ。
それではご覧いただこう。
狩勝峠だ!!
うん、実に達筆だ。
ほう、644mもあるのか。
「日本新八景のー」の、”ー”はイチなのか?
いやいや、来てよかった。
(実は霧がひどくて何も見えず、ヤケクソになっていた。)
峠を越えて幾寅駅へ降り立つ
幾寅駅は別名「幌舞駅」として知られる。
「鉄道員 ぽっぽや」の舞台なのだ。
廃駅なので看板は幌舞駅のまま。
出演者のサインが飾ってあったが、
(´・ω・`)…エイガ ミテナイ…
うん、そういうことだね。
お腹がすいた。
グーグル先生によると夕張にカレーそばが有名な店があるらしい。
しかも、売り切れ御免という人気店だ。
【栗下食堂】(うまい具合に顔が隠れている。)
な、並んどるではないか。
他のお客もカレーそばが目当てのようだ。
20分くらい待った後、
お店の人「何名様~?」
「おひとり様です!!」(`・ω・´)キリッ
お店の人『ヒソヒソ・・・大丈夫?いける?』
小声で厨房と話し出した。
なんだ?どうしたんだ?怪しい者ではないぞ?
4人掛けの席に通され、注文する。
「カレーそば下さい!」「あいよっ」
すると、お店の人に「相席いいですか?」と聞かれ、快く応える。
私の後ろに並んでた夫婦が「楽しみだね~」と話しながら座る。
夫婦「カレーそば二つ!」
お店の人「すみません、今日は売り切れです。」
(;・∀・)ハッ? ま,まずい。夫婦は確かに私の方を見た。
・・・沈黙の時間・・・
ほぼ時を同じくして、カレーそばと夫婦の普通のそばが出される。
((((;゚Д゚))))ガクガク 「ひ、ひとくち、どうですか?」
なんて言えるわけもない。
うまい、おいしいんだよ。でもね、でもね・・・
これを期待していた【いいこと】と捉えるべきか。
なんとも、辛口な思い出ができてしまった。
ささっとそばを平らげ、西へバイクを走らせる。
傾きだした西日がやけに眩しい。
アルトリ岬キャンプ場に着いた。
今日の寝床とする!!
本当は今日中に函館に着く予定だったが、例よって
・・体力の限界・・(´-ι_-`)フゥ と、なってしまった。
翌日は一枚も写真を撮らず弾丸帰宅となる。
長い休みが取れないのでハードな行程ばかりだが、なかなか面白いことが起こる。
これだから、ツーリングはやめられない。
以上、2019年の「宗谷岬に行こう」でした!