コロナの早期終息を願いつつ
おはようございます。
朝の開陽台キャンプ場はどんよりとしているが、カンカン照りの猛暑よりは目覚めがいい。
今回、選んだDODライダーズテントT2-275は、ワンタッチ感が半端ない。
あっ
と、いう間に撤収完了!
それでは、羅臼まで出発だ (・ω・)b グッ
北海道の内陸部は、とにかく直線が多い。
”天国へ続く道”がいたるところに続く。
通行量が少なすぎて不安になるくらい。
海沿いに出て、しばらくボーっとする。
かすんで見えにくいが、国後島が近くに見える。いつか行ってみたいものだ。
道の駅 らうすで休憩をとっていると、イラついた地元のおじさんに話しかけられた。
おじさん( ゚’д゚)p「バイクの駐輪場は、あっちだよ」
どこだ?探してみると、道路の反対側を少し行ったところにバイク駐輪場の幕がかかっていた。こりゃわかりづらい。いそいそと移動して休んでいると、次々とやってくるバイクは吸い込まれるように建物のそばにある駐車場に止めている。おじさんは都度、注意しているがキリがない。結局、1人だけ従っていたが他は完全無視状態。これは根本的に案内表示を考えた方が、いいんでないかい?
羅臼で人と会う件はクリアした。
それでは、厚岸にGO!!GO!!
水平線に浮かぶ厚岸半島。今から行くぜ!
厚岸で人と会う件もクリアして、寝床を考える。
みんな大好き霧多布キャンプ場に向かうか、
明日の日高方面へ行くため少しでも西に移動するか。
う~ん、行ったことがないが西のパシクル湖畔キャンプ場に行ってみよう。
途中、ガソリンスタンドやコンビニの店員に聞き込みをしたが、付近に温泉らしきものはないらしい。汗だくなので気持ち悪いが明日、日高に行く通り道に8:00から営業している温泉があるようなので我慢しよう。
海岸線を走る国道沿いにあるパーキングスペースに併設されているキャンプ場。トイレもきれいで穴場的なキャンプ場だ。
チャリダーが2人。真っ黒く日焼けした青年は小樽から10日かけて、ここまでやってきたらしい。軽く話をして波の音ききながら、静かに夜は更けていく。
・・・はずだった。
遠くから、
ブオオオン、ブオ、ブオオオン
ん?なんだ?
ブオオオン、ブオン、ブババッババッ
キュルルルルルル
でた!!民家など何もないのでやりたい放題に騒音を撒き散らし、旧型クラウンの底を引きずりながら駐車場に地元ヤンキーが突入してきた!!
切り裂かれた静寂は、より一層タイヤの軋み音を響かせる。
やばいぞ。バイクは私一台。やんちゃな連中はバイクに興味を持ち出した。
キャンプ用に持ち歩いている、ちんまりしたナイフは心許ないが無いよりはましだろう。
意を決してテントを出る!
ブババババッバババ ババババババ・・・
何が起こったんだ?暴走車が白煙を吹きながら駐車場から出て行った。もしやバイクを盗むため、工具を取りに帰ったのか?
結局、戻ってくることなく夜が明けた。気が気でなかったので疲れなど取れるわけもない。
このキャンプ場が紹介サイトで、閉鎖と記されていたのは、こういった理由かもしれない。残念ながらお勧めできない。
こんなにタイヤを減らさなくてもいいのに (’・ω・‘)
蚊に刺されまくったので、早く温泉に行こう。