オホーツクに消ゆ

札幌の友人の送別会に呼ばれた。

「来週だけど、来れるかい?(約300㎞離れているけど)」

(・ω・)「うん、いいよ(JRで4時間かかるけど)」

もう少し季節が早ければバイクで行くのだが、札幌までの中山峠が怪しい。よって汽車で行くことになった。(道産子はディーゼル車を汽車と謂ふ)

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なんか、おかしい。

いつも函館~札幌間は行きも帰りも”座席D"を指定していた。圧倒的にD席の眺めがいいからである。今日もDを予約していたのだが、いつもと配列が逆だ。つまり反対側のA席が眺めのいい海側になる。車両が反転しているわけだ。う~ん、勝手に席を変わるわけにもいかないし。

ま、いいか。たまには秋暮の山々を堪能しよう。

 

「終着 さっぽろ~」

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JR北海道は終点とは言わずに終着と言う。

旅情を感じさせる。

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送別会は18:00からなので少し時間がある。

札幌駅に近いホテルを予約したので早々にチェックインをする。

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いい部屋だ。

しかし、この後惨劇が起こるとは知る由もない。

 

湯船にお湯をはり、ぬっくりぬっくり。

♨(@’ω‘@)♨キモチイイ

 

のぼせた。( ̄ii ̄)鼻血

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やばいっ!!シーツを汚してしまった。全裸のまま、すぐにフロントに電話する。

( ̄ii ̄)「ごめんなさいっ!鼻血が出て、シーツを汚してしまいましたっ」

フロント「大丈夫ですか?部屋を交換しましょうか?」

シーツや部屋着を汚してしまったことを責めることなく新しい部屋を提供しようとする。申し訳なくて「このままで、いいです!すみませんでした!」

いいホテルだ。従業員もすばらしい。

また来よう、「ホテル京阪」

 

さて、札幌駅から送別会場のススキノまで歩こうか。

札幌人は地上を歩かない。特に冬は。雨も降っていたこともあり、ススキノに続く地下道には函館では見ることのできない大群衆。人に酔いつつ待ち合わせ場所に着いた。

 

会場に着くと目を疑った。ここは・・・

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「北海道連鎖殺人事件 オホーツクに消ゆ」の重要な舞台ではないかっ!

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ころぽっくり?る?

炉端焼きではない。

げんさんもいない。

もちろん舞台でもない。

それでも、聖地となっているようだ。

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友人の門出だ。物騒な話はよしましょうや。

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しこたま飲んで、2軒目で歌い(安全管理を徹底しております)、ススキノの夜は更けていくのでありました。

 

次の日、早々にJRに乗り函館へ帰ってきた。

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駒ケ岳が見えれば函館はもうすぐ。帰りの便はD席で正解だった。行きの逆配置は何だったんだろう?

 

もうすぐ冬だねっ。

(´・ω・`) バイバイ