大型二輪免許を取りたいんだ2

衝動的に自動車学校に申し込んで、怒涛の初日が終わった。

教官「次、いつ来れる?」

3月、雪解け時期なので生徒数が多いのか少ないのかわからないが、さっさと終わらせたい感が伝わってくる。最短で予約を取る。

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出典:警察庁


入校時になぜか遅刻っぽい扱いをされたので10分前に受付をする。ここでは自分で教習書類を棚から持ち出し、教官へ提出するという実に合理的なセルフサービスを行う。

ん?ないぞ?

私の番号書類がない。新手の嫌がらせか?

まごついていると見覚えのある二輪教官が通りがかる。

教官「わかった、わかった。いいよ行っても。」

 

気を取り直して。

今日は初めて大型スクーターに乗った。思った以上にでかい。残念ながら、あまり魅力を感じないが必須教習なのでブンブン乗る。

ささっと、次の教程へ。

坂道発進と、急制動一本橋だ。

何回やっても一本橋から落ちてしまう。10秒という制限が頭から離れない。落ちても一発失格だ。おまけにさっきから見たこともないオッサンが後ろにピタッと煽り続ける。

オッサン「半クラッチ!リアブレーキで調整!、ほら、遠くを見て!」

なにっ!指導教官が変わるなら一言ほしいもんだ。

 

何回か落ちずに渡れたが10秒には程遠い。

 

おっさん教官「よし、明日見きわめねっ!」

 

なにが、「よしっ」なんだか。そして”見きわめ”とは何だ?

つづく