謎の日本縦断 その2

一晩中エアコンをつけていたが、部屋の中は蒸し暑い。道産子には厳しい。午前10時に指定場所に行けとのことなので、朝はゆっくり過ごすことができる。

せっかく大分県まで来たので少し散策したい。早々に朝食の弁当を平らげ、チェックアウトする。

ホテルから歩いて10分程の所に大友氏ゆかりの府内城跡がある。

お盆中だが平日であるため、出勤する公務員に混ざって大分県庁前を通り過ぎる。

県庁の側にある府内城は外堀のみ整備されていて天守閣はない。現在、城内は駐車場として利用されており、見所もないためか観光客はいない。

門や土塁をゆっくり見て回る。併設されていた神社でお参りをする。

早く、平穏な生活が送れますように。

さて、時間だ。市街地に戻り任務を遂行する。

ここからバスに乗り次の指定場所へ行く。

山道を歩く。

ミッション終了!

さ、終わった、終わった。

大友宗麟に挨拶をして帰るとしよう。

大分と言えば、むぎ焼酎!大量に買い込み、来たルートをそのまま逆行する。

スコールが冷えてておいしい。

富山につく頃は20時を越えていた。

駅を出るとスタッフが待っていた。しばらく待機指示が出る。

特に緊急指示もないようなので、明日は観光しよう。

 

つづく