<⦿皿⦿>「大阪万博に行ってきてくれ」
ボスからの指示に質問は通らない。とにかく行くしかない。

とりあえず東京に行く。待ち合わせ場所は「高輪プリンスホテル」

何も、こんな高級ホテルに一泊しなくてもいいのに。
せっかくだから東京の友人と飲みに行こう。最寄りの品川駅で待ち合わせをして、

夢の国、銀座へGO!!
・・・・たっか!!さすが銀座。函館のスナックとはケタが違う。そこは紳士に支払い夜は更けていく・・・
おはようございます。
ホテルは朝食付きなのでリッチに和食でもいただこう。

しかし、昨日は飲みすぎたな。高かったけど楽しかった。JRの最終電車に間に合ったので、まっすぐ帰ってきた。財布を見てみる。
(。´・ω・)ん?
あれ?お金はあるけどクレジットカードがないぞ?
血の気が引くのがわかる。配膳されていないが店を出る。
部屋に戻り、衣類、かばん、隅々まで探したけどない。
昨日の女の子とライン交換していたので聞いてみる。
LINE『昨日、一緒した”ばる”です。支払い時に使ったカード、忘れていきませんでした?』瞬時に既読になる。
女の子『会計の時に返しましたけど、お店が開いたら確認してみます。』そりゃこの時間は確認しようがない。大阪に移動するための新幹線の指定時間が迫ってきている。冷静になろう。やるべきことを整理する。今回の目的地、大阪万博は現金が使えない。クレジットカードがないのなら交通系ICカードしかない。チャージしなければ。それよりも悪用防止のためクレジットカードを止めなければ。
無機質なオペレーターにイライラしながら有人カウンターに連絡をつなぐ。
(◎:◎)「カードは一回停止されると見つかっても使えません。ご自身で破棄してしてください。警察にも紛失届を出されたほうがいいかと。」
(`・ω・´)「はいっわかりました!」
カードは停止した。あとは警察だ。フロントに聞くと最寄りは品川駅近くの交番だ。早々にチェックアウトをして交番に向かう。

(;´・ω・)「カードを落としてしまいました。カード会社には連絡して停めてもらってます。」
警察「では紛失届を受理しますね。もし届いたら取りに来てください。」
どうやら東京まで取りに来ないといけないらしい。警察で破棄はできず、郵送などの話し合いは見つかった時にしてくれとのこと。
(;´・ω・)「わかりました。よろしくお願いします。」
ふぅ。疲れた。昨日の夜から今までの間に悪用される心配もあるが、とりあえず今できるこは全てやった。新幹線で移動しよう。

昨日の夜は、ご陽気にここから出てきたんだよな。駅員が立っていたので聞いてみる。
(;´・ω・)「昨日、クレジットカードを落としてしまいまし・・」
駅員( ー`дー´)キリッ「届いてますよっ!!」
なにっ!!なんということだ!どこで見つかったんだ?
駅員( ー`дー´)「ん~列車内で拾われたようですね」
車内?それが改札口に届いた?身分証明をして見せてもらう。

なんという奇跡だ!まだまだ日本は捨てたもんじゃない。交番に戻り、見つかったことを報告する。
あれ?さっきの警察官がいない。でも受け取った書類を見せて取り下げてもらう。昨日の女の子に連絡する。
あれ?既読がつかない。連絡がつかなくなってしまった。これは夢の中の話なのか?うっすらモヤモヤが残る。でも、いいや!見つかったんだ。
つづく
未だに既読はついていない。