2月20日
9:00 インビーマーケット
ホテルの近くに朝市がある。学校のグランドほどの敷地にびっしりと露店が連なる。スリには十分気をつけるよう注意を受ける。
コタ・キナバルの市場と相場は殆んど一緒。飲食店も多く存在し大勢の家族連れが朝食を摂っていた。市場の一角の食肉売り場では、檻に入った生きた鶏がその場でさばかれ売られている。当然悪臭が酷く飲食店から離れたところに出店していた。
イスラム・ヒンズーなど宗教上の理由により鶏肉しか見つからなかったが豚肉などは隠してあり、ちゃんと販売しているようだ。
海外では動物に触ってはいけない。謎の病気にかかるぞ。
その後、Beryl’sチョコレート工場直営店があったので寄ってみる。コタ・キナバルの店より安かったようだ。
10:00 パビリオン
巨大商業施設パビリオンに向かった我々の前に警備会社の朝礼が始まった。やや気の抜けた朝礼を見た後、有名ブランドがひしめく店内を見学する。開店時間直後ということもあり、客の数はまばらだった。正面入り口の奥には五階部分からの巨大な吹き抜けがあり、その中央にはイベントステージがあった。そこではウェディングドレスの展示が行われていた。
10:45 クアラルンプール タワー
クアラルンプール市内にニョキっと立つ全高421mの電波塔に来た。エレベーターで展望台部分276mまで58秒かけて一気に上る。エレベーター内部からは外は見えず50m刻みの高度計が表示されていて、展望台からはクアラルンプール市街を一望できる。好天のこの日は多くの人で賑わっていた。各国の言葉で説明してもらえるヘッドホン付の端末を貸してもらい見学する。
11:40 国栄宝飾店
マレーシアは鉱物資源が豊富で錫、ダイヤモンド、金などが産出される。ここではそれらを宝飾に加工したものを売っていた。
0.7カラットのダイヤの指輪 15万円
メキシコパールのネックレス 28万円
12:00 中華街
私は普段から海外に行くときにはキッコーマン醤油を持ち歩く。味が合わないなと思ったら何でも醤油味にしてしまえば、なんとかなる。それに今回はコタ・キナバルで購入したサバ州の胡椒が絶妙においしい。
Mandarin Palaceで点心を食べる。全体的に薄味だったので、全ての料理に調味を加え食す。
その後、全長100m位、幅は車2台分程度の歩行者天国の通りに露店が並ぶ中華街へと向かった。案の定、堂々と売られるコピー品や生活雑貨が売られている。主に観光客が多かった。中華街の近くにあるセントラルマーケット物産館へ向かう。
何か楽しそうな予感
中華街の寺院などを見学していると、突然、
(๑╹ω╹๑)「エクスキューズミィー?」
白人女性に話しかけられた。何やら困っているらしい。
(・ω・)( ¨:¨ )「なした?どした?」
女性の主張は次の通り。ここから歩いて5分位の物産館へ行こうとしたが場所がわからずタクシーの運転手に聞いたところ乗れと言われた。マレーシアではタクシー料金は事前交渉が主らしいので聞いたところ高額な値段を言っていたらしい。我々が道を教えているとボッタクリ運転手はいつの間にか消えていた。
(๑╹ω╹๑)「オゥ、サーンキューゥ」
(≪●≫ v ≪●≫)ギロリ「礼にはおよびません」
ニシよ、目の色変えたって我々は今日帰るんだぞ。
セントラルマーケットはマレーシア土産の全種類が置かれていて様々な国籍の観光客で賑わっていた。
14:30 ホテル
夕食まで自由時間となった。部屋で全身マッサージを呼んだ。1時間RM120。ニシはスペシャルなマッサージだったらしい。
18:00 Hakka(客家)
クアラルンプールのランドマークのひとつであるトウモロコシ型のツインタワーを見上げる場所にある中華料理Hakkaに向かう。鄧小平で有名な客家のことだという。ここの料理は今回の旅行で一番の高評価であった。今までに無いくらい箸が進む。絶大の威厳があった胡椒や醤油の存在を忘れるくらいであった。
バドワイザーガールのような、若き乙女が給仕している。タイガービールガールが場を盛り上げてくれた。
。゚(゚இωஇ゚)゚。「帰りたくねぇよぉぉぉ」
すっかりマレーシアにハマったニシが泣き出した。
( ーωー )「いいかい?たまに来るから楽しいんだよ。旅とはそういうもんだ。」
20:20 帰路
すっかり夕食時間を延長して楽しんでしまい、ローも時間がおしていると騒ぐ。それでも我々は胡椒を買うと言い出しショッピングセンターに立ち寄る。
サバ州特産の胡椒を探していたのだがスペルがわからない。“SAXA胡椒”なるものがあったが何かが違う。店員に聞くとただの商品ブランド名だとわかる。見つけたSabah胡椒を大量に買い込む。
空港に着きローと固い握手を交わし別れた。またくるからねっ!
23:35発の成田行きに乗り込む。満席であったが行きの飛行機よりも大きく窮屈感は無かった(2-5-2)。成田へと着き入国手続き後、ニシは札幌へ帰り、私は羽田へと移動して函館へ向かう。こうして旅は終わりを告げた。
以上マレーシア旅行でした!
ヾ(´・ω・`) バイバイ