2月19日
11:00 コタ・キナバル空港
濁った川という意味の”クアラルンプール”行きの飛行機を待っていると、
ニシ( ¨:¨ )「のど乾いた。ビール欲しい」
どれどれ、空港内でビールを探してみるも見つからない。なんとイスラム教の規律の関係で酒類の販売は無いと言われ大人しく待機することになる。
海を渡りマレー半島が近づいてきた。眼下に広がる見渡す限り整然と植樹されたヤシ畑。その規模の大きさに圧倒される。
3:30 クアラルンプール
ローによるとマレーシア全人口2800万人のうちイスラム教徒57%、26%が中国人、10%がインド人。おおよその収入はRM1500~2000/月、3LDKの新築マンションは8~900万円。マレーシアの一般家庭の約70%は家で料理を作らず、三食すべて外食するという。
空港から街の中心部まで70kmほど離れている。ホテルへ向かう途中で王宮を門の外から見学した。マレーシアは13の州に分かれており、それぞれ選挙によって選ばれる知事にあたるスルメンと呼ばれる代表も当然13人いる。そのうちマレー半島に属する9の州の代表が順番に5年間、国王となる。
1時間ほどでホテル“GRAND SEASONS”に到着した。3ッ星とはいえ35階建ての立派なホテルである。ホテルの部屋の天井に“KIBLAT”と書かれた矢印があった。これはイスラムの聖地メッカの方向を指し示しているのだという。
6:00 OZEKI(夕食会場 大関)~燦(SAN)
ビジネス街にある日本料理屋に向かった。まばらだった店内は次第に日本人駐在員や韓国人、マレーシア人等で賑わってきた。ほどよく酔いが回ってくるとニシの眼が座ってきた。
(≪-≫ω≪-≫)「次はどうすんだい?」
ローはボルネオ島の人なので詳しくなく、黙って天井を見ている。
張り詰めだした緊張感。こういう時こそ私の出番。店の人やら、現地駐在員らしき人に聞き込みを開始、選りすぐりの店をチョイスした結果、カラオケスナック「燦」に行くことになった。
(≪●≫ω≪●≫)「やはり、お前と来てよかった!」
数名の現地人と交流を深める。
ホテルに戻りニシの部屋で今日の反省会を開く。会は2:30まで続いた。
つづく