奥尻ツーリング

夏が終わってしまう。(´;ω;`)ウゥゥ

今年最後のキャンプツーリングはどこにしよう。

・・・1泊2日

 

そうだ!奥尻へ行こう!

 

そうと決まれば江差港へGO!!

まずは、ぐるっと道南 渡島半島を時計回りに走る。

茂辺地にやってきた。

ここには、かつて札幌~東京間を駆け抜けた寝台特急北斗星が簡易ホテルとして常態保存されている。

いろんな人の夢を乗せて走っていた頃が懐かしい。

知内では、青函トンネル入り口が見ることができる。

長いトンネルを抜けると、青森だ。

ハートランドフェリー江差にやってきた。

フェリーに乗ると、ザ・旅人感が出ていいよね。

しばしのお別れ。いい子にしてるんだよ。

さらば北海道、すぐ戻るからねっ。

奥尻島到着!

まず向かった先はフェリー乗り場から北に少し行ったところにある宮津弁天宮。

海に突き出た小島の上にあるお宮には急勾配の階段を下りてまた上らなければならない。

これはしんどい。

降りてみた。

ん?(・ω・)?

下の道は関係者以外立ち入り禁止区域なんだね。行くと荒ぶる奥尻男衆に囲まれるんだねっ!あぶない、あぶない。

奥尻島の北端、賽の河原にやってきた。

ここにもキャンプ場があるのだが、遮るものが何もないので風が強い。

でも、海がきれいだな。コーヒーでも飲んだら気持ちいいだろうな。

飲んでみた。

遠くに北海道をながめ、マイルドな時間を過ごす。

反時計回りに島の西側に来た。ほとんど人がいない。

球島山を踏破して(とはいっても山頂までバイクで行き、階段を上るだけ)絶景を楽しむ。

なんか、雲行きが怪しくなってきた。

西側の道路が通行止めになっていてフェリー乗り場まで戻る。

奥尻島のシンボル、ナベツル岩を横目に南下を始める。

いやぁ、不思議な形だ。

青苗地区にやってきた。平成5年7月に発生した北海道南西沖地震の記念館がある。

北海道南西沖地震 - Wikipedia

町の新しい建物は、明らかに被災した後に建て替えられたものであろう。

この日になると、ちょうど窪みに夕日が沈むらしい。

かわいらしい奥尻空港を通り過ぎ、本日の最終目的地は・・・

北追岬キャンプ場!

誰もいない。またもや完全ソロキャンプだ。まずは遅い昼食をとろう。

キャンプ場から5分ほどの漁港に温泉がある。

貸し切り状態で入っていると、屈強な男たちが入ってきた。

奥尻には航空自衛隊の基地があり、隊員ご用達のようだ。時間制なのか、入れ替わり5人ずつ入ってくる。一斉に体を洗い、一斉に湯船に入る。団体生活の基本を見ることができた。

テントに戻ると土砂降りの雨が降ってきた。強風におびえながらテント内でじっとしていると、パタッと止んだようだ。

ソロリ|д・)‥

うおっ!!

背後には!

スゴイ!スゴイ!

誰もいないことをいいことに、大声ではしゃぎまわる。

来てよかった。シーズンを締めくくるにふさわしい。

焚火をしながら、静かに夜は更けていく

 

 

はずだった。

 

つづく