熱海に行こう1

ニシ(⦿:⦿)「旅に行かないかい?」

5月の初め、久しぶりにニシから電話がかかってきた。

旅ってどこだ?取り合えず東京まで行けばいいらしい。

旅の目的が分からないが断る理由がないので三泊分の準備をして行くことにした。

函館空港には観光客とスーツ姿のビジネスマンが半分ずつくらい。コロナ前の状況に戻りつつある。

羽田につくと先に到着していたニシが弁当を持ってきた。ヤケにサービスがいい。

途中の海老名パーキングで休憩

平日なのに大賑わいだ。

(・ω・)「どこ行くの?」

ニシ(⦿∀⦿)ニヤニヤ「いいから、いいから」

全てセッティングされているようなので、任せよう。

着いた先は熱海後楽園ホテル。なかなか豪勢なホテルだ。

ザブンと温泉に入り、豪勢な料理に舌鼓を打つ。

酒を飲みながら話を聞くと、ニシは私に今までのお礼をしたかったらしい。目頭が熱くなり二人でしんみりとしながら酒を酌み交わす。

食事のあとは夜の街に繰り出すことにした。

タクシーを呼んで熱海銀座にGO!!

うぉっ!なにもない!

少し歩くとチラホラにぎやかな明かりが見えてきた。

ショットバーで飲みなおし、〆のラーメンで本日は終了。

 

・・・・・

おはようございます。

次の日の出発時間が早いので二人とも深酒をしなかった。早々にチェックアウトをして一路、芦ノ湖へ向かう。

水陸両用「ニンジャバス」に乗るためだ。

子供のようにはしゃぐ、おっさん二人。

小雨が降っていたが、きれいな芦ノ湖を堪能できた。

続いて向かったのは大涌谷

桃源台駅からゴンドラに乗って火口へ向かう。

これは凄い。函館恵山の火口の何十倍もある。

鳥インフルエンザの影響で全国的に卵不足らしいが、黒たまご売り場は元気だ。

蒸気の成分で卵の殻に化学変化が起こり黒くなるという。

味は・・

うん、ゆで卵だ!

 

駅伝の箱根路をくだり、小田原でかまぼこ工場を見学。

みんな、真剣だねっ。

今日は横浜に泊まる。中華街で夕食となった。

何かいいね、いいね!

路地裏もいいね!

しこたま飲んで、ぶらぶら散歩してホテルに戻った。

終始、上機嫌な二人でした。

 

つづく