朝靄が立ち込める幌延ふるさとの森キャンプ場。今日は7:15稚内発のフェリーに乗らないといけないので日の出とともに出発。
サクサクっと撤収して、稚内へGO!
(。´・ω・)ん?
なんかバイクの調子がおかしい。どこがというわけでなく何かおかしい。
走りながら考える。
そういえば、スマホをUSB充電しながらナビ代わりにして走っていると、あっという間に電池が切れてしまう。今もそうだ。その時はスマホのナビアプリのせいにしていたのだが、ドライブレコーダーやグリップヒーターをつけるとみるみる電圧計が下がっていく。アクセサリーの電気を落とすと電圧計が戻る。これは・・・
バッテリーの寿命じゃないのか!?
さすが、格安中国製!やるやるとは聞いていたが、まさか今とは。緊急時のために電話は使いたいし、最低限の写真を撮りたい。わずかでも充電しておかないと。
よし、ここで新たなミッションを追加しよう。
その4 今回の旅はナビを使わず、ツーリングマップル2018で敢行する!!
わずかな記憶を頼りにフェリーターミナルまでやってきた。
福岡から日本一周ツーリングをしている若者と山形からリアカーを引っ張り徒歩で旅をしている猛者と談笑しながら出港を待つ。
フェリーっていいねっ、旅人って感じがいいよねっ!
サクッと上陸!!
島内での所用を済まして、
12:05稚内行きで脱出!!
ありがとう利尻島。また来るからね。
~不思議な話~
このフェリーの後方デッキには4人掛けのベンチシートが数列並ぶ。軽く船酔いした私は外の風に当たりたいと思い船外に出た。寒くはないが暖かくもない。少し強い潮風に吹かれながらシートにもたれかかり目をつぶっていた。
さわっ。物音がして目を開けると白いウィンドブレーカーを着た若い女性が一つ間をおいて隣に座っている。他に客はおらず、これだけ席も空いているのに(。´・ω・)?
女性は微笑みを浮かべ、足を前後にプラプラさせながら離れていく利尻富士を見つめている。
(゜Д゜; ≡ ; ゜Д゜)『ど、どうすればいいんだ?』
結局、私は話しかけることもせず席を立ち、船内に戻った。しばらくして、その女性が気になり戻ってみたが姿はなく、その後船内でも見かけることはなかった。きっと島の妖精だったに違いない。
フェリーを降り、不思議な感覚を引きずりながら南下を始める。吸い込まれるようにエサヌカ線へ入る。
どこまでも続く直線。
船の形をした道の駅 岡島で休憩。
ブルーフラッグ ゲッツ!!
網走に着く頃には、すっかり日が落ちてしまってた。
網走湖のほとり、蚊が多いことで有名な呼人浦キャンプ場。盛大に蚊取り線香を焚く。
網走市内の銭湯 ときわ湯で汗を流す。
先客がいない。貸し切りだ。駐車場がないので無理を言って歩道に止めさせてもらった。480円なり。
昔ながらの銭湯で、さっぱりしてキャンプ場に戻るころには、あたりは暗く、他のキャンパーも寝静まっていた。
今日は、サラダと鶏のから揚げ、明太子スパゲティーだ。
うぅ、、なんだこの味は?
明太子スパゲティーの味って、こんな後味悪かったっけ?
家にあったパスタソースを持ってきたのだが、どうやら賞味期限が過ぎていたらしい。
ウン年前のパスタソースは微妙な味なので皆さんは食べないようにしましょう。
走行距離522㎞らしい
つづく